抗原検査はどこのキットメーカーで精度は大丈夫?
コロナの抗原検査として、5月13日に承認されました。簡易キットで、短時間判定出来ると言われているが、どこのキットメーカーの物で、精度はどうなのか調べてみることにしました。
抗原検査とは
「抗原」の意味は生体内に侵入して抗体をつくらせ、その抗体とだけ結合して反応する物質のこと。
体内にこうした抗原(ウイルスなど)があり、活動しているかどうかを調べる検査です。
新型コロナウィルス特有のタンパク質と反応する試薬を使用して感染の有無を確認する方法です。
15分~30分程度で結果が出る。
保険適用される見通しでもある。
当面、感染者数が多い地域の専門外来にキットの供給先を限定だという。
キットメーカーの富士レビオってどんな会社?
『富士レビオ』の抗原検査キットが今回承認された。
『富士レビオ』とは、どういう会社なのでしょうか?
当社は1950年に創業。1966年に世界初の梅毒検査製品「梅毒HA抗原(TPHA)」を発売。
感染症および腫瘍、生活習慣病などの臨床検査薬の提供を通じてお客様の健康を支えてきた。
1992年には検査工程を自動化し、高感度を実現した全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルス®1200」を発売
2015年には高い処理能力をもつ「ルミパルスL2400」の販売を開始
主力製品として全自動血液凝固線溶測定装置(STAシリーズ)、簡単な操作と短時間で判定可能なインフルエンザウイルス迅速診断キットなどもご提供している。
海外へは1970年より臨床検査薬製品の輸出を開始し、現在は富士レビオグループとして、北米、南米、欧州各国、アジア各国に拠点を構え、世界100ヶ国以上に検査薬を供給している。
国内メーカー「富士レビオ」が4月27日に申請した抗原検査キット。彼らの製品は、インフルエンザやB型肝炎などのウイルスで実績がある。
抗原検査の精度はどうなのか?
PCR検査に比べたら、やや精度は劣るものの、短い時間で検査が出来るので、そこで陽性が出れば、陽性と確定出来、抗原検査で陰性だった場合のみにPCR検査を行うことで、「効率的な検査を実施していく」としている。
進展あり米国の検査同様に、陰性結果の解釈には注意が必要そう厚生労働省は13日付で、新型コロナウイルスの抗原検査キット「エスプラインSARS-CoV-2」(富士レビオ)を承認PCR検査と比べて感度は低いため、一定の症状がある人を対象とする方針
新型コロナもついに、 富士レビオからイムノクロマト検査出るらしい!!(インフルと同じ検査方法) これで臨床はだいぶ楽になるはず(特異度とか気になる事は沢山だけど)
抗原検査はどこのキットメーカーで精度は大丈夫?まとめ
やはり、精度がやや劣ってしまうのは、気になりますし、この検査キットをするために、また、病院も『蜜』になってしまうのではと、問題はありますが、でも、検査体制の拡充につなげられたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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